awsの運用にかかる費用を抑えるコツ

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awsの導入をすると運用のためにコストをかけていかなければなりません。運用を怠ってしまうと導入した意味が半減されてしまい、安定して利用することができなくなります。しかし、運用にかかる費用はできるだけ抑えたいと考えるのがもっともなことです。

この記事ではawsの運用にかかる費用を抑えるためのコツをわかりやすく解説します。

awsの3つの運用方法

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awsの運用にかかる費用をいかにして少なくするかを考えるために、まずはawsの運用方法について確認しておきましょう。awsを利用する際には割り当てられた領域の運用や監視を自前でおこなわなければなりません。

適切にリソースを割り当てたり、トラフィックの制御をしたりすることに加えて、障害が発生したときに対処することも求められます。運用方法として一般的なものには3つあるので違いを見ておきましょう。1つ目は社内エンジニアによって運用する方法です。

awsの運用では最も柔軟性が高く、理想的な運用ができる可能性が高いのが自社リソースによる運用です。社内の事情をよく理解しているエンジニアが担当すれば障害発生リスクを低減しやすく、常時快適に利用できる基盤を作り上げることができるでしょう。

2つ目は代行業者への依頼によるawsの運用方法です。awsなどのクラウドサーバーや自社サーバーの運用には代行業者を利用できます。運用や監視を代行業者のエンジニアに担当してもらえるのが特徴です。安定してawsを利用できるようにするための基本的な対応を一通りおこなってもらえるため、信頼性が高い方法としてよく活用されています。

3つ目は社外リソースへの委託による運用です。フリーランスエンジニアなどの外部のリソースにawsの運用を委託して担ってもらう方法です。

代行業者と違ってオーダーメイドの対応をしてもらえるのがメリットで、委託の仕方によっては自社リソースを使うのと同じくらい高い柔軟性があります。ただし、委託先のエンジニアのスキルによって結果が大きく左右されるので注意が必要な方法です。

(awsの運用監視サービスの種類と特徴)

運用費用の考え方

awsの運用費用を考えるときには何にコストがかかるのかを知る必要があります。awsの運用で直接的にかかるのはほぼ全て人件費です。社内エンジニアに運用をさせた場合には、そのエンジニアの労務時間に基づく人件費がかかります。

代行業者に依頼した場合には料金の負担がありますが、基本的には代行業者のエンジニアの人件費に相当する費用です。外部のエンジニアに委託する場合にも委託費用がかかりますが、解釈の仕方によっては外部リソースにかける人件費と言えます。

そのため、awsの運用費用のメインは人件費だと考えて差し支えありません。関連サイト>>CloudCREW:AWS運用

ただ、厳密に言えば運用の仕方によって発生する費用にも違いが生じます。awsでは通信量や使用した容量などによって課金されるサービスがたくさんあるからです。効率的に運用して無駄な通信が発生しないようにしたり、容量を増やさずとも運用できるように工夫したりするとawsに支払う料金が少なくて済みます。

理想的な運用ができるエンジニアに任せることができればawsの利用料金の節約になり、人件費の一部をカバーできるとも考えられるでしょう。

どのくらいの節約になるかはケースバイケースなので、以下では運用費用の大半は人件費だという考え方で話を進めます。

人件費を抑えるにはどの方法が良いか

人件費を抑えてawsの運用費用を減らすにはどの方法が適しているのでしょうか。結論としてはケースバイケースで、運用しようとしているawsの規模や利用している内容によって違いがあります。基本的には規模が大きくて複雑な形で利用をしているときほど社内リソースのコストパフォーマンスが高くなります。

それに対して、一般的な使い方しかしていない場合には代行業者に依頼するのが安上がりになるのが普通です。代行業者では多くの現場で共通している点に着目してawsの運用サービスを提供しています。その標準的な内容だけで済むのであれば効率が良いのでコストを抑えられる可能性が高いのです。

しかし、オーダーメイドになる部分が増えると社内エンジニアに柔軟に対応させた方がコストを抑えられます。この中道を取れるのが外部委託です。エンジニアを雇用するのに比べると業務委託はコストを抑えられることが多いので、柔軟に対応してくれる優秀な委託先を見つけられればコストパフォーマンスが高くなります。

人件費を抑えるには労務時間を減らすのがコツ

どの方法を選ぶかを検討するのも重要ですが、人件費を全体として抑える努力をするのも肝心です。人件費は労務時間を減らせば削減できます。awsの運用は少なくとも全社員の就業時間中はおこなわなければならないでしょう。

しかし、夜間にも監視が必要になるケースは多く、24時間体制での対応をするのが一般的です。労務時間を減らすためには自動化を進めて無人監視できる部分を増やすのが大切です。awsの運用の大半はパターン化できるので自動化が可能です。

スクリプトを書いて自動対応できるようにするスキルがあるエンジニアなら対応できます。代行業者や委託先のエンジニアにも自動化への対応を依頼できるでしょう。

自動化の初期費用と長期費用を考えよう

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awsの運用は全面的に自動化するのは困難ですが、夜間の監視を自動化したり、ルーチン対応可能な部分を自動化してエンジニアの労務負担を軽減したりすることは可能です。ただ、どのようにして自動化するかが大きな問題になります。

代行業者などを利用して初期費用を支払い、自動化を徹底して実施してもらうこともできます。しかし、当初は自動対応が難しかった部分も将来的には自動化できるようになることも稀ではありません。そのため、長期的な視野で考えると社内エンジニアに対応可能なスキルを習得してもらうのが理想的です。

長期的にawsを運用していくのであれば、何度も自動化の対応を外部に依頼するのは費用が膨らむ原因になります。可能な限り社内で対応できるようにするのが長期費用を抑えることにつながるでしょう。

人件費を抑えつつ自動化を進めよう

awsの運用にかかる費用はほぼ人件費なので、リソースを社内に求めるか外部にするかをまずは検討しましょう。さらに労務時間を減らせるように自動化を適宜行えるようにするのが大切です。少なくとも運用の自動化の対応は社内エンジニアによってできるようにしておくことが長期的なコストパフォーマンスを高くするためのコツです。